各国の
高速鉄道の特徴

中国の高速鉄道の問題

世界各国の中でも、どんどんと高速鉄道の輸出を進めているのが中国です。ただし、失敗も多いのが中国の特徴で、安くても稼働率が低く故障率が高い高速鉄道という性格も持っています。サウジアラビアでも、基礎工事を請け負ったのが中国の企業の合併会社でしたが、結果的に間に合わないという事態を招きました。政治政策としての中国は強みがあっても、実際の高速鉄道はさまざまな問題を抱えているのは間違いありません。

ベネズエラでは、450kmもの高速鉄道計画が持ち上がり、中国が入札に勝利しました。ですが、色々なことが失敗に終わってしまい、放棄される場所も出てきてしまっているのです。採算性が無視された状態で国家戦略として進められたのが原因としていますが、電力不足によって維持することができないというベネズエラ側の問題もあったのは間違いありません。

高速鉄道も電車であることには変わりなく、相当な電力を消費します。それも安定供給できなければならないことを考えると、日本の電力網の信頼性の高さがよくわかるところでしょう。日本で停電といったことはそうそう起きませんが、ここまで安定した供給ができる国はまだ少ないからです。

着工ということになると、中国の高速鉄道は進むことができないといったことが日常化しており、フィリピンでも凍結したこともあるのです。実際に難しい問題も多数抱えていますが、国の方針と実際の工事は違うといったところになるでしょう。